長谷園では、「土鍋の食文化」を継承し、料理を作る・食べる楽しさを
日本中に、そして世界へ伝える活動をしています。
長谷園だより
土鍋WEBメディア『長谷園だより』では、特別な日だけでなく皆さまの日常に寄り添える土鍋のあれこれをお伝えします。
土鍋文化が、皆さまの暮らしを、日本の食文化を豊かにしますように。
Webレシピ
「食卓は遊びの広場だ」をコンセプトに、楽しくて美味しい旬の土鍋レシピをお届けします。
第2金曜日・第4金曜日に更新します。
私たちが作った土鍋が、作り手の一方通行の“思い”ではなく、皆さまのお手元で「食卓を楽しむ道具」に育つことが、私たちの最大の目標です。
長谷園のwebレシピが皆さまにとって食卓を楽しむヒントとなり、皆さまと長谷園とのコミュニケーションの場として広がっていくことを願っています。
土鍋料理教室
『しまいこまず、毎日気軽に使ってほしい』そんな思いから2010年より『土鍋料理教室』をスタートしました。
炊く・燻す・蒸す・焼くなど、機能に特化した『機能土鍋』を作っている長谷園。土の特徴を活かした数々の機能土鍋たちは、きっと日本中の食卓で大活躍しているだろう・・・と当初は思っていましたが、せっかくご購入いただいた土鍋を「うまく使いこなせない」「しまいっぱなしになっている」、というお声をいただくことがあり、土鍋を気軽に使っていただくための、ちょっとしたコツをお伝えする場を設けたらどうか、とスタートしたのがこの土鍋料理教室です。
そして今日は長谷園にとって、ご参加くださる皆さまの生のお声をうかがうことが出来る、とても良い機会だと感じています。
様々なイベントを企画していますので、お手持ちの土鍋の使い方がわからない方はもちろん、土鍋のある食卓を体験してみたい方も、ぜひご参加くださいませ。
書籍
土鍋ごはん、そして土鍋のある暮らしを年中楽しんでいただくためのヒントとなる書籍をご用意しています。
また、作り手と使い手の親密なコミュニケーションをめざして企画されたミニブック『recipe』。本誌は土鍋を使ったレシピを中心に、長谷園と土鍋を様々な角度から紹介しています。
地域活性事業
長谷園では、地域の魅力をもっと知っていただくために、様々な活動をしています。
年に一度の陶器まつり開催
伊賀本店では、毎年5月に「窯出し市」を開催しています。陶器の作家が集うだけでなく、雑貨やフードなど100店舗が並び、3日間で3万人を超えるイベントとなりました。
地域の魅力を伝える
伊賀本店では、ショップをご覧いただけるだけでなく、広大な自然の中で伊賀焼の文化・歴史に触れていただけます。1832年に開窯した16連房登り窯をご覧いただけたり、陶芸体験ができたり、大正建築の旧事務所でゆったりとした時間を過ごしたり…。
また現在、自然を満喫していただけるスペースもつくっています。今後はそこでイベントを行い、地域内外の方の交流を増やしていきたいと考えています。
より長くお役に立てるように
長谷園のものづくりでは、
未来に向けてサステナビリティを
大切にしています。
土鍋のザラザラした鍋肌は、実はとても機能的。職人の手で土に削りを加え美しく荒らし、表面積を増やします。こうすることで火の当たる効率を良くしたり、吸水性を高め、気化熱効果も発揮します。余熱調理が得意なデザインにすることで、エネルギーを無駄遣いしない料理を提案しています。
長谷園では土という貴重な地域の資源を宝物と考え、より長く製品をご愛用いただくことが出来る取り組みを進めています。
パーツ販売
そんな長谷園の土鍋には 上ふた、中ふた、本体など、それぞれのパーツから成り立っているものもございます。
うっかり上ふただけが割れてしまった…、そんなお客様のご要望にお応えし、長く大切にご使用いただけるよう定番商品の「パーツ販売」を長谷園では行っています。
土鍋の焼き直しメンテナンス
長くご愛用いただく中で、自宅でできるお手入れをお試しになっても問題が解決しない場合はご相談ください。お困りのケースに合わせて対策をご提案いたします。そして最後のお手入れ手段として、【土鍋の焼き直しメンテナンス】を始めました。土鍋をお預かりして窯で焼き直し、土鍋内部の目詰まりや表面の固着物を焼き切って土鍋をリセットすることで、土鍋本来の機能を回復させます。詳細をご覧いただき、まずはお問い合わせフォームよりご相談ください。
海外事業
「土鍋を囲う」ことをすばらしい日本の食文化として広く知っていただくために、海外へも土鍋を紹介しています。
2011年に「ニューヨーク国際ギフトフェア(NYIGF)」に出展しました。
以降、米国・アジア圏などで海外展開を始めており、世界各国に土鍋文化を広げています。
長谷園のUSAエージェント 武井 奈緒子 (Naoko Takei Moore)氏によるアメリカ ロサンゼルスに構える「TOIRO」。
土鍋を通じて日本の・伊賀の食文化のすばらしさを世界に発信しています。
武井 奈緒子Naoko Takei Moore
土鍋の良さを海外の方に伝える活動を行う、土鍋料理研究家。
東京出身のNaokoさんは、2007年『かまどさん』で炊いたごはんのおいしさに魅了され、アメリカへの輸入・発信をスタート。