会社概要

江戸時代・天保3年

伊賀・丸柱の地に長谷源治が初代当主として開窯。
三代目の頃、京都などから職人を雇用し、業務を広げる。
また、四代目は社を組織し、生産業だけでなく商業も始める。

六代目当主 長谷彰三(大正元年生まれ)が長谷製陶株式会社を設立。
伊賀上野に工場を建設し、土鍋と並行して陶製外装建材の製造を始める。
陶土や釉薬の試験所を作って伊賀土の可能性について研究し、根拠と裏付けのある製品開発に力を入れる。

長谷優磁（昭和14年生まれ）が七代目当主に。
この頃から工場長・佐藤和彦と共に後のヒット商品となる機能土鍋の開発に取り組む。

第一回「窯出し市」を開催（窯出し市についてはこちら）

丸柱本社の敷地内に、直営店舗として伊賀本店をオープン。
休憩所や展示室を作り、お客さまが訪れやすい場所として整備が始まる。

構想から10年をかけて開発した炊飯土鍋「かまどさん」を発売。さまざまなメディアで「かまどさん」をはじめとする土鍋が取り上げられ、全国的に伊賀焼と長谷園を知っていただく機会が増える。

東京 恵比寿に直営のアンテナショップ「東京店　igamono」をオープン。

「かまどさん」「いぶしぎん」がグッドデザイン賞「中小企業庁長官特別賞」を受賞。
「長谷園の土鍋。365日」を出版。（主婦と生活社）

全国のお客様に実施したアンケートをもとに、土鍋の「パーツ販売」を開始。

八代目 長谷康弘が社長に就任。
経済産業省より「地球資源活用事業所」として認定を受ける。業界内外からの注目が集まる。

経済産業省より「元気なものづくり中小企業300社」に認定を受ける。
同年、三重県より「三重ブランド」に認定を受ける。

「日本環境経営大賞　環境価値創造賞」を受賞。

「長谷園の土鍋力」を出版。（主婦と生活社）

昭和40年代まで稼働していた「16連房旧登り窯」と大正時代の旧事務所「大正館」が国の登録有形文化財に登録される。
「ニューヨーク国際ギフトフェア（NYIGF）」に出展。以降、米国・アジア圏などで海外展開を始める。

かまどさんのレシピ本「ほっこり土鍋ごはん」を出版。（文藝春秋）

長谷園内の「主屋(母屋)」「別荘」など12棟が国の登録有形文化財に登録される。園内の文化財は計14件となる。

「かまどさん」「いぶしぎん」が伊賀ブラントに認定を受ける。

七代目 長谷優磁が伊賀焼産業振興より「旭日単光章」を受ける。

「かまどさん電気」を発売。

経済産業省より「地域未来牽引企業」に認定を受ける。

かまどさん販売台数、100万台を突破。

七代目 長谷優磁が「伊賀市市政功労賞」を受賞。